ステアリング交換

MOMO SPIDER(35φ)

ステアリング交換です。これほど簡単で効果の出るパーツもありません。
6型FD(5型も)には純正でNARDI製のエアバッグ付き小径ステアリングが標準装備されています。
外径は36φ程度です。これはこれで十分スポーティである気がします。
しかし、私は足が長すぎるため(胴も長いのはヒミツ)にヒール&トゥ時に足(膝上あたり)がステアに干渉してしまうのです。
チルト機構が付いてないというおよそ市販の車にあるまじきRX-7(FD)・・・。
設計者の考えを疑わざるを得ません。
快適なドライビングポジション無くして適切な運転は確立し得ない!

ステアリングを交換するかシート位置を変えるか体を車に合わせる(!?)しかありません。
で、一番簡単なステアリング交換です。
注意:例によって取り付けDIYの参考にはならないページに仕上げてあります♪

交換前のドライバーズアイ。
世間一般的には十分小径で通るステアリングですが・・・

足に当たってどうにも使えないので交換。
交換前に車両保険のエアバッグ特約は解除しましょう。
じつはエアバッグの特約はあっても無くても保険料には数百円程度の差しかありません。


エアバッグ付きのステアリング交換でも別に難しいところはありません。
エアバッグの暴発にだけは注意、対策が必要です。

必要工具は十字レンチ、ラチェットレンチ、六角レンチです。
その他にはビニールテープもしくはタイラップが必要かもしれません。
これが今回取り付けるモモのスパイダー(本国名:TORNADO)です。
35φのものです。32φは私には小さすぎて違和感ありすぎなので考慮外です。

じつは第一候補に上げていたステアリングが別にあったのですが・・・
諸事情により本製品を取り付けることになりました。

今回使用したBOSS(ボス)はMAZDA車エアバッグ付き用としか書かれていない謎のボス・・・。
果たして適合するのか!?
お約束のバッテリー マイナス端子外し。
外したらブレーキペダルを10秒ほど踏みつづけて残量電池を放出します。
今回はさらにエアバッグ作動用のヒューズも外しました。
ヒューズは運転席右足元のヒューズボックスの15番です。
赤丸位置のカバーを外して中にあるボルトを外します。
ネジが奥まった位置にあるのでラチェットが無いと厳しいかもしれません。
ネジはステアリングの左右にあります。
このネジを外すとエアバッグ部分を取り外すことができます。
このようにエアバッグ部分が外れます。
コネクターを外せばエアバッグ部分の取り外し完了です。
次にステアリング中央にある21ミリのボルトを十字レンチ等で緩めます。
緩めたらステアリングを引っ張って外します。
ボルトを取り外してステアを引っ張るとステアが外れた拍子に顔面を強打する恐れがあるのでボルトは緩めるだけにとどめます。
ステア交換の基本ですので憶えておきましょう。

ステアは直進状態のままで作業するのも基本です。
ボスを取り付けます。
今回使用したボスは6型FDに完全に適合するものではなかったために細かな修正がしてあります。
おかげで余計な時間を食ってしまった・・・


ボスさえ付いてしまえば後はステアを取り付けるだけです。
慎重にセンターを合わせて取り付けましょう。
完成!
雰囲気がガラリと変わりました。

このステアリングのインプレッションとしましては・・・
ステアを回しながらホーンボタンを押すのは至難の業です(笑)

それから見た目が派手です。<長所なのか?

ステアの外径は純正のものとほとんど変わらないように見えます。
実際、2つのステアを重ねてみても一回り違うかどうかといった微妙な違いにしか見えません。
が、装着後の操作感ではその違いをはっきりと認識できます。
足への干渉も多少改善できました。
しかし本格的に解消させるにはDカットのステアリングにするしかないみたいです。
二代目社外ステアリングです。
momo ヴェローチェレーシング(35φ)
10年ほど前に買って使ってたものです。
程度は極上です(笑)
現在のステアリングです。
MOMO JET(35φ)
ホーンの周りに飾りリングがあるのですが邪魔なので外してあります。

ステアリングはシートと並んで運転時に最も直接触れるパーツの一つです。
自分のフィーリングに合うものに交換するのはある意味当然のことなのかもしれません。

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